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終末時計はくだらない?0になったらどうなるの?どこにある?

終末時計がまた針を進め、残り90秒になったということでニュースに取り沙汰されてます。普通に考えたら0に近づいているので怖いことです。しかし、一方で「終末時計はくだらない」という声もあります。人類が終わってしまうことを想像すれば0になったらどうなるのだろうと考えてしまいますよね。そんな終末時計を「くだらない」とまで言い放ってしまう理由は何なのでしょう?今回はそんな終末時計についてのお話です。

終末時計が「くだらない」と言われてしまう理由

終末時計は文字通り人類の終末を刻んでいるのでとても深刻なことです。
その年毎に世界中で起こった出来事によって針が進むので
時間が過ぎればいずれ終わりが来てしまうのでは!?
そう思うと決して「くだらない」ことではないのです。

でも「くだらない」と言われる理由も実はあったりするのです。
それを説明していきましょう↓

実際に時が刻まれる(進む)きっかけとなることは

・戦争が起こる
・核実験が行われる
・気候変動

といった人々の生活を脅かす恐れがあることが世界で発生すると針が進みます。
これだけだと決してくだらないとは言えないのですが、
意外なことにこの終末時計は針が戻ります。
しかも戻ったりする年が結構あります。

「え?」っとなってしまいますよね。
終末が遠ざかる年もあるのです。
その例として…

・敵対していた国同士が国交を回復
・核実験禁止条約が結ばれる

などなど平和に近づくことが起こると終末時計の針は戻ります。
終末に近づくものとして存在するものの、終末から遠ざかることもちょいちょいあります。

意外なことに2021年、2022年に世界的な問題が発生していたにも関わらず
終末時計の針は止まったままでした。
私達の生活どころか世界規模での問題があったにも関わらず動かなかったので
基準がちょっとわかりません笑

「終末には影響無し」と判断されてしまったのでしょうか…

ただ、想像するに私たちへの注意喚起の意味を込めているようで、
「問題に対して何も対応しなかった場合は残り◯秒」という意味だそうです。

始まった当初は7分前だったのですが、1991年には17分前にまで戻ったので
当てにならないと言ってしまえば当てにならないかもしれませんね。

そして「世界の人々の不安を煽るだけだ」という意見が飛んだりしているので

その為か「くだらない」と感じてしまう人もいるようです。

終末時計が0になったらどうなるの?

終末時計が0になったことがないので誰にもわかりませんが、
誰であろうと「0になったら終末が訪れる」としか言えないでしょう。

ですが、ちょっと気になったのは
wikipedia に掲載されている終末時計のグラフの0の横に
キノコ雲のイラストが小さく描かれています。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/世界終末時計

もしかしたら終末時計の”終末”とは核の使用を意味しているのかもしれませんね。
確かに世界が終わってしまいます。


終末時計はどこにある?

終末時計はアメリカのシカゴ大学にオブジェとして置いてありますが、
明確に「ここに設置されている」というものではなく
あくまで仮想的な時計という位置づけのようです。

従って”終末への時刻”を発表される会場に準備された時計を使っているので
”本家の終末時計が刻を刻んでいる”というわけではなく、
「終末まで残り◯秒ですよ」というパフォーマンスのようなものとして受け取れます。

終末時計のまとめ

”終末時計が針を進めた”と聞くと
「よくわからないけど不安」と感じちゃいますが
あくまで指標の一つとして捉えると冷静に見れます。

・このまま何もしないと終末に向かいますよ
・平和に近づいたので針を戻すよ
・上の2点で世の人に注意喚起してますよ

一般人が思い立ったところで何かできるようなことではありませんが、
今の世の中の指標を知っておくという意味では大事なことですね。
(しかし、2021~2022年は針止まったままなんだ?ふ〜ん…)

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名:ぱきら

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