高齢ドライバーは何歳から?事故対策等について2016
世間では度々問題として取り上げられる高齢ドライバーによる交通事故、もちろん交通事故は運転する人なら誰しもが起こす可能性があるものなのですが、高齢ドライバーとなると反応速度や判断力がどうしても鈍ってしまい、それによる凡ミス的な事故を引き起こしてしまいます。これらについて今後、どのような対策を行っていくのでしょう?そして具体的な高齢ドライバーの年齢の目安とは?
高齢ドライバーと言われる歳と現時点での対応策
高齢ドライバーは70歳からとされています。以前までは高齢ドライバーとされる基準年齢は75歳でした。そして高齢ドライバーの証となる”もみじマーク”を貼り付けるのを勧められるのです。
※強制ではないので貼り忘れたとしても罰則はありません。
ですが、70歳以上となると”高齢者講習”を受けないと免許証を更新出来ないという規則になっています。やはり運転を行う上で最も大事とされる判断力について、主に認知症の症状が出ていないかを調べるためにもこの講習を受けることが必須となっています。
警視庁のHPより引用
(75歳以上の方の免許更新)
・時間の見当識
検査時の年月日、曜日及び時間を回答していただきます。
・手がかり再生
16種類の絵を記憶し、何が描かれていたかを回答していただきます。
・時計描画
時計の文字盤を描き、指定された時刻を表す針を描いていただきます。
このように運転をするにあたってふさわしいかどうかを判定する講習受講が必須となっています。
他にも高齢ドライバーのための取り組みが警視庁から行われています
スポンサーリンク
[ad#co-2]▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
高齢ドライバーの事故を防ぐ確実な案
私たちもニュースでよく耳にする「アクセルとブレーキを間違えて踏んだ」これによって、駐車場から発進する時に店舗へ突っ込むといったことが典型的な高齢ドライバー事故のケースではないでしょうか?
実際にこのような凡ミスで人の命に関わる事故へと発展しているケースが目立っているので対策が必要とはされているものの、制度的な部分で対策をするにも講習を受講させるといったことでしか対応はできないようです。仮に制度で確実な対策というと免許の年齢上限を設ける位しかありません。
ですが、高齢や年齢による認知症といっても個人差というものがあるので高齢ドライバーでもしっかりしている人もいれば、判断力が鈍ってしまった人もいるのは事実、そのため年齢毎での強制的な制度はありませんし今後も制度を作るのは難しいと言えるでしょう。
(例:免許証返納義務など)
しかも高齢による免許剥奪といった案については相当反発があるようで、仕事で使っている人や日常生活で車が無いと生活が成り立たない人もいるのでこれはしょうがない意見なのかとは思います。
2016年、現時点での対応策というと車が壁や障害物との距離を判断してブレーキ踏み間違えによる急な発進を抑える機能(スバル社のアイサイト)といった車両側での事故防止策こそ高年齢ドライバー事故を防ぐ為の確実な対策といえるのではないでしょうか?
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。