トピックキャッチャー

最近度々耳にするトコジラミ、このトコジラミは小さな昆虫の一種であり、ホテルなどの人が集まる場所でよく見られます。彼らは夜行性で、主に人間の血を吸って生きています。ホテル内でのトコジラミの発生原因は旅行者が持ち込む可能性があげられ、衣服や荷物に付いたトコジラミが部屋に入り込み、そこで繁殖することがあります。トコジラミが衣類に潜む主な理由は、人間の体温や二酸化炭素を感知して寄生するためです。感知する仕組みは”蚊”のようですね。そんなトコジラミに対して旅行やホテルでの対策まとめです。

ホテルでのトコジラミ対策  

ホテルでのトコジラミ対策は非常に重要です。ホテルが行う対策としては、

・定期的な清掃
・消毒

ホテルスタッフがベッドやカーテン、床などの清掃をしていますが、これがトコジラミの繁殖を防ぐことになります。

筆者が個人的にホテル関係者に話を聞いたことがあるのですが、
その時は意外な返答が返ってきて、ホテル関係者からすると南京虫は昔から普通にいたりすることがあるので「いたら丁寧に清掃する」といった対応が多いそうです。

もしお客さんが宿泊中に発覚した場合などは客室を移ってもらうといった対応をするそうなので
万が一トコジラミを見つけた場合はフロントへ相談するのが一番でしょう。

そして、帰宅した際には衣類やバッグなどの洗濯、清掃は忘れずに行うことが大事です。

旅行前のトコジラミ対策の準備  

旅行を楽しむためには、旅行前の準備が欠かせません。
特にホテル予約時にトコジラミ対策を確認することが重要です。

トコジラミはホテル内で発生しやすい害虫の一つであり、旅行中に被害を受けることもありますので、
予約時には、ホテルがどのようなトコジラミ対策を行っているかを確認しましょう。

それによって「安全かどうか？」「万が一発生していた場合対応をしてくれるか？」などが確認できます。
また、準備の段階でチェックリストを活用することで、

忘れ物やトコジラミ対策グッズなどを準備することができます。

（例）
・ホテルの対応はどうか？
・万が一発生した場合の衣類を隔離する密閉できる袋
・殺虫剤の携行

安心して旅行を楽しむために、旅行前の準備をしっかりと行いましょう。  

旅行帰りのトコジラミ対処法  

旅行から帰った後、トコジラミを家の中へ持ち込まないようにする対処法があります。

まず、帰宅後はできるだけ早く荷物を殺虫処理する必要があります。
一般的にトコジラミは通常の洗濯では駆除しづらいと言われているので
乾燥機の高熱処理や熱湯で熱処理をすることでトコジラミを駆除することができます。

トコジラミ、というか生き物自体の作りから42℃以上からタンパク質が固まってくるので
最低でも42℃以上の熱処理が必要になります。
熱で傷まない衣類ならば熱湯に浸す処理が望ましく、

・１００℃で数秒間

・８０℃以上で5分浸ける

といった手法が効果的です。

熱に弱い衣類なら

・５０℃で30分

という手段もありますが、30分50℃を維持しなければなりません。
また、衣類や荷物は乾燥機で乾燥させることも効果的。
乾燥機は高温で乾燥することでトコジラミを排除します。


もし、あきらかにトコジラミを持ち帰ってしまった場合、処分できる荷物は密封袋に入れて密閉し、必要のないものは処分することも重要です。早めの対処がトコジラミの持ち込みを防ぐポイントとなります。