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新型コロナウイルスの検査拒否者は隔離されるのか?対応はいつから

中国武漢から発生した新型コロナウイルスが猛威を振るっており、武漢より訪れる中国人や帰国する人に紛れてウイルスが蔓延しないか?などと世間はとても神経質になっています。そんな中、この武漢からの帰国者206人の中に検査拒否をした人が2人がおり、そのまま自宅に帰ってしまったというのです。最悪の事態が万が一発生した場合を想像すると非常に恐ろしいことだと思います。この場合、危機を未然に防ぐ為の隔離といったことはなされるのでしょうか?そして、隔離されるとしたらいつからされるのでしょうか?その辺について調べてみました。

 

武漢からの帰国者に新型コロナウイルスの検査拒否をした人とその理由

 

検査拒否をした人は「人権」を主張して自宅へと帰ってしまったとのこと。しかし、この帰宅した人が万が一新型コロナウイルスに感染していた場合はどうなってしまうのでしょう?

 

https://twitter.com/xRINGx/status/1222496541639770113?s=20

そして、新型ウイルスの怖い所は発症してない人からも感染するというのです。ということは、感染の恐れがある帰国者が元気だったとしても、その人のそばにいた人は新型コロナウイルスに感染する可能性があるということになります。それだけでも恐ろしいウイルスということがわかります。

 

厚労省の発表では武漢からの帰国者の206人の内、12人が感染の疑いがある症状が出ていた為に入院予定になったそうです。

その中の検査拒否をした2人は検疫官が自宅まで送り届けたそうですが、現時点では隔離することができる権利が無い為に健康状態を確認していく他はないのだとか…

現時点では入院しなければならない場合は医療費が自己負担になる為、これが原因で検査、入院を拒否される可能性があるそうです。思いがけない出費は痛いかもしれませんが場合が場合だけにそうも言ってはいられません(本人達がどのような思いで拒否をしたのかは不明ですが)

 

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新型コロナウイルスで日本では検査拒否をされた一方で海外の対応は隔離

 

今回の対応は”個人の人権を守る”ということを徹したわけですが、その為に周囲の人達の”身を守る権利”はどうなってしまったのでしょう…

日本の場合、優し過ぎる対応の為に今回このようなことになりましたが、海外だと対応が当然ながら異なります。

 

アメリカの対応

 

カリフォルニア州サンバーナーディノ郡の当局者によると

 

「チャーター便で到着する人は、3日~2週間の隔離が必要になるかもしれない」

 

と発表されたそうです。やはり当然のことながらアメリカ国内で新型コロナウイルスの蔓延を防ぐためには当然のことなのでしょう。そしてアメリカの対処では「新型コロナウイルスは容易に感染する」ので感染が確認された人をロボットを使用して診察をしている。それくらいの徹底ぶりに対して日本の対応を見ると不安が隠せません。

 

フランスの対応

 

一方、フランスではもう少し強めの対処で

 

「衛生相は26日、武漢から帰国させるフランス人は1カ所に集めて経過を観察し、14日間拘束すると説明していた。」

https://www.cnn.co.jp/world/35148651.html

 

 

オーストラリアの対応

 

オーストラリア北西の沖合の島で最大2週間隔離。新型コロナウイルスに感染していないか確認が行われる。

 

 

韓国の対応

 

帰国後は検疫を徹底した上で、臨時施設に一定期間隔離。外部との接触を徹底的に遮断し、ウイルスが広がらないよう管理。

 

諸外国では拘束することの決定を発表しています。日本の”自宅まで送り届ける”とは真逆の対応です。今回ばかりは後の被害を想像すると強めの対処で未然に防ぐ海外の対応が正しく思えます。

 

では、日本の場合、ずっと任意の検査のみで対応をしていくのでしょうか?しかし、さすがの日本でもこういった場合に拘束ができる制度があるのです。

 

やはり武漢からの帰国者は隔離されるのか?指定感染症とは?いつから?

 

今回の新型コロナウイルスのような感染症も国から「指定感染症」というカテゴリーに分類され、2月7日から施行されることが閣議決定されました。

それによって

 

・患者に対する入院措置や公費による適切な医療の提供

・医師による迅速な届け出による患者の把握

・患者発生時の積極的疫学調査(接触者調査)

★質問、診察・検査、消毒等が可能となる。※(隔離・停留はできない。)

http://dl.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/2019ken2_229.pdf (日本医師会)

 

日本医師会の発表による新型コロナウイルスの分類では隔離することはできないようです。

海外では隔離している国もある中、日本の対応で大丈夫なのでしょうか?

 

ちなみに新型コロナウイルスの分類と同じカテゴリに位置する感染症は

 

・チクングニア熱

・鳥インフルエンザ

・デング熱

・マラリア

 

上記の感染症

 

やはり私達の身は自分達で守るしか無いのでしょう。

 

新型コロナウイルスの致死率

 

新型コロナウイルスの致死率は3%と発表されています。

 

ちなみに他の有名な感染症のを例に挙げると

 

SARS 約10%

MERS 約35%

エボラ出血熱 約50%

 

これらを見ると低いように見えますが、感染率が非常に高いので決して油断はできません。

 

新型コロナウイルスの症状が万が一出たら?問い合わせ窓口も開設される

 

心当たりがある人で万が一怪しい症状がでたら、やはりマスク着用の上で医療機関で受診というのがベストな対応となります。

すぐに相談をしたい人向けに問い合わせ窓口も開設されています。

 

 新型コロナウイルス専用の電話相談窓口(03-3595-2285)午前9時~午後9時

 

 

まとめ

新型コロナウイルスが話題になっている中、今回は帰国者の検査拒否に注目が集りましたが、気をつけなければならないのに中国から訪れる観光客もあるわけですから、こうなると自分達の身は自分達で守る様に用心しなければなりません。最低限度の手洗いマスク着用は必須なのでしょう。

 

 

 

 

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筆者プロフィール

名:ぱきら

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