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経口補水液os1(オーエスワン) 飲み過ぎは子供にとって毒!?

2017.08.02

2 comments

夏真っ盛り~厳しい残暑とまだまだ暑さが続くこの季節ですが、この時期に気をつけなければならないのが”熱中症”。しかし、その対策として店頭で販売されている飲料である経口補水液のos1(オーエスワン)は実は気軽にグイグイと飲んで良いものではない?ましてや子供に対しては量を間違えるとすぐに飲み過ぎの赤信号?一見、飲み方の難易度が高そうにも思えますが一体、経口補水液os1(オーエスワン)とはどのようなものなのでしょうか?

 

 

経口補水液os1(オーエスワン) についてと飲み方

 

”軽度から中等度までの脱水状態であれば、経口補水療法で対応が可能です。経口補水液オーエスワンの場合、来院の際に飲用方法の指導を行い、親御さんの理解が得られれば自宅での飲用も可能です。特に夜間など、脱水状態で救急外来に来る患児のほとんどが、軽度から中等度までですから、経口補水液オーエスワンでの対応が可能です。”

 

 

1日あたりの目安量(公式サイトより )

  • 学童~成人(高齢者を含む):500~1000mL(g) /日
  • 幼児:300~600mL(g) /日
  • 乳児:体重1kgあたり30~50mL(g) /日

 

http://www.os-1.jp/products/doctorseye/  

 

 

といったように医師の声を読む限りほぼ”点滴”と変わらないということ、そして目安量が「1日あたり」ということですので、「一度に」ではないことがわかります。要は時間をかけて少しづつ摂取することが望ましい飲料のようです。(点滴で身体に水分を補給する時も少しづつ入れていくわけですからね)

 

これらを見ると確かに点滴と同類のものを「飲み過ぎる程摂取する」ことはあまりオススメとは言えないようです。

 

公式サイトにあるように↓

 

お子さまに発熱や下痢、嘔吐などの症状がみられた場合、脱水に注意したほうがいいでしょう。充分な水分と電解質、栄養を摂取させるように心がけて、お子さまのケアをしましょう。

 

あくまで脱水症状の可能性がある時に時間をかけて少しづつ飲ませるものといった印象です。

 

 

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飲み過ぎるとダメ!?経口補水液os1(オーエスワン) 

 

経口補水液os1(オーエスワン) は脱水症状時に失われがちなミネラルであるナトリウムやカリウムが多く含有されています。そしてそれらの吸収率が高くなるように調整されているので、医師から食事指導を受けている人は医師への相談を必要とする程、ここまでしっかりとした用法を求められるので清涼飲料水のような感覚では飲むことは推奨されないことがわかります。

 

 

実際に公式サイトでの成分の一例を見ると成分が強めである印象を受けます。

 

出典:http://www.os-1.jp/faq/03/

 

オーエスワン1本分での数値ですから、これをジュース代わりやスポーツ飲料感覚でグイグイ子供に飲ませるものではないようです。子供の場合、仮に体重は大人と同等だったとしても身体は発育途中なので内蔵の負担等を考えても目安量をきちんと守った用法が必要と言えます。飲ませ過ぎで子供のうちから腎臓に負担をかけるなんてのは避けたいですからね。

 

 

脱水症状から短時間で復活した筆者の体験談

 

筆者の実体験としてどれだけ効果があったのかを紹介します。

 

その時筆者はかなり暑い日にウェアを着て2時間程の耐久運動をしていたのですが(マイナー過ぎるのと辛さが伝わりにくい競技なので伏せておきます)、この時に脱水症状にかかりました。普通は真夏日だとどんな競技でも大抵は夏用の涼しい格好ですが、筆者の場合は夏でも着込むのが普通な上に水分補給しなかったのがまずかったのでしょう。

 

 

この時は全身が怠い上にため息しか出ない状態になって、その場にうずくまり動くことができませんでした(本当にため息しかでないんです!)。その時に見回りの人が持っていたのがこの経口補水液os1(オーエスワン) だったのですが、それをいただいてしばらく休んでいたところ、普通に動けるようになりました。疲れた後に休めば動けるようになるのは当然なのですが、あの時の復活っぷりは忘れられません。

 

といったように身体のバランスを崩した時は本当に効果がある飲み物なので量や用法を守って利用するにはとても素晴らしいものだと思います。この夏、もしもの時の為に御自宅に備えておくのがオススメです♪

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

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  • コメント (2)

    • MM
    • 2017年 8月 07日

    50kgの人の水分減少率と脱水症状と経口補水液の必要量

    2%減少
    喉の渇き
    1000ml

    3%減少
    強い渇き、ぼんやり
    1500ml

    4%減少
    皮膚紅潮、体温上昇、いらイライラ
    2000ml

    5%減少
    頭痛、うだる感じ
    2500ml

    脱水で頭痛時は、ORSを
    5本飲むべし

    一度に飲むんじゃなくて、持続的に4時間以内に飲む

      •  
      • 2017年 8月 13日

      コメントありがとうございます。
      やはり点滴のような取り方が大事ですね
      具体的な数値のご紹介をいただき感謝いたします。

筆者プロフィール

名:ぱきら

しがないサラリーマンです。普段様々な目にする情報を元に役立ちそうなことや勉強になりそうなことなどをピックアップして発信していきます。よろしくお願いします!

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