Xにアカウントの所在地を表示する機能が実装!VPN使用垢は不明のまま?

ついにX(旧Twitter)に、待望ともいえる「アカウントの所在地を表示する機能」が登場しました。 これまでインプレゾンビと呼ばれた海外からの大量投稿問題や、謎のアカウントからのフォローに悩まされたユーザーにとって、大きな透明性アップにつながる機能です。
この記事では、新機能のポイントから、実際に表示される内容、そしてVPN使用時にどう見えるのかまで、最新情報を “新しい物好き” の視点でわかりやすく解説します。
目次
Xに「アカウントの所在地」表示機能がついに実装
Xで新たに導入された「アカウントの所在地 表示機能」。これにより、投稿者がどの国・地域からアクセスしているかを確認できるようになりました。
この機能が注目されている理由は、近年問題視されてきた“インプレゾンビ”と呼ばれるアカウントの存在です。これらは海外から大量に投稿され、国内のトレンドやインプレッションを不自然に押し上げると話題になっていました。
所在地表示が可能になったことで、 「この投稿、本当に日本からのもの?」 「妙にインプレッションが伸びてるけど、海外からの自動投稿じゃない?」 といった確認がしやすくなり、ユーザー側が情報を判断しやすくなりました。
ただ、国名までは出るけど市区町村までは表示されないようですね。
「アカウントの所在地」の確認の仕方
アカウントの所在地の確認の仕方(PCとスマホ共通)
1、アカウントのプロフィールを表示させたら「○年○月からXを利用しています>」をクリックかタップ

2、「アカウントの所在地」が表示されます。

アカウントの所在地の確認の仕方(PCのみ)
1、また、PCの場合はプロフィールを表示してフォロー横の「・・・」をクリックからでも確認できます。

2、「このアカウントについて」をクリック

アカウントの所在地が表示されます

この確認の仕方は一手間増えるので特に不要ですね。
意図的に所在地表示を変更する方法(East Asia & Pacific編)
まあ、Japanから他の表示にしたい人は少ないと思いますが
やり方がありまして、
1、「このアカウントについて」をクリック、すると右上に歯車マークがあるのでクリック

2、すると「アカウント情報に地域または国のどちらを表示するかを選択できます」
という文言と選択肢が表示されるので好きな方を選択(下の画像で試しに大陸を選択↓)

3、アカウントの所在地が「East Asia & Pacific」になりました。

人によっては逆に「なんで私、日本なのに海外っぽい表示なの?」という人は
こちらの設定を確認してみるのもありです。
意図的に所在地表示を変更はできる?できない?(国を変更)
所在地を他の国に変更する方法っぽいのはありましたが、
どうやらその場合は対象国に滞在していないと所在地表示は変わらないようです。
ちなみにやり方は以下の通り↓

↑スマホだと上記のやり方のようですが、PCだと手間がかからないです。
1、「アカウントについて」の画面に移動

2、設定画面で検索設定の検索窓に「国」と入力すれば国設定を選択できます。

国変更画面が現れるので、そこで国を選択できます。


試しに「アメリカ」に変更しましたが、「japan」のままなので
やはり対象国に滞在していないと変更はされない?

インプレゾンビ対策として効果は?
所在地が表示されることで、海外からの怪しい投稿をある程度見分けられるようになった点は大きなメリットです。ただし、Xがどこまで正確に地域判定できるのかは明らかではなく、「海外だから怪しい」と断言することもできません。
しかし、ユーザーが情報を見極める材料が増えたことは間違いなく、少なくとも透明性は一歩前進したといえるでしょう。
次の章でもまとめてますが海外アカウントから何の接点もないのにフォローされてたりしているのを判別できるので、そういった意味ではアカウント整理はもっとしやすくなったかな?
謎のアカウントからのフォローも判別しやすく
「フォローされてみたらプロフィールがほとんど白紙…」 「プロフィールが一行だけで、どこの誰かわからない…」 こうした謎アカウントからのフォローは、Xユーザーなら誰もが経験したことがあるはずです。
筆者も「謎アカウントだなぁ…」というアカウントにフォローされてますが(まだ整理はしてない)
こういうのも海外アカウントだったりするんですよね…
ちなみに私のアカウントを今確認してみたらアメリカの女性から謎のフォローをされてましたw
所在地表示機能があれば、こうしたアカウントが国内ユーザーか海外ユーザーかがひと目で確認できます。もちろん、海外からのフォローが悪いというわけではありません。しかし、アカウント整理などの判断の参考になることは間違いないでしょう。
特にビジネス利用や、Xを情報収集ツールとして使っている人にとっては、フォロワーの属性を把握しやすくなる点は大きな利点ですよね。
VPN使用時は「国や地域が正確ではない」と表示される可能性
所在地表示機能の中で特に話題になっているのが、VPN使用時の挙動です。
多くのユーザーが確認しているところによると、VPN接続時にはアカウント画面に 「国や地域が正確ではない可能性があります」 という注意文が表示されることがあるようです。

これは、VPNがIPアドレスを別の国に振り替える仕組みを持つため、X側が正確な所在地を判定できなくなるためだと考えられます。
そのため、VPN利用者の所在地は「不明」あるいは「正確ではない」と表示され、通常のユーザーと区別される形になります。
逆に言えば、VPNを使って所在地を隠すことはある程度可能ですが、 「所在地不明として扱われる」 という新たな特徴がつく、と理解しておくとよいでしょう。
NHK公式アカウントがアメリカ!?
早速ユーザからの発見投稿が連投されていますが、
面白いことになんとNHKの公式アカウントの所在地がアメリカになっています。

「VPN接続問題で表示が変わる」といった投稿も見かけるので
接続方法によっては海外表記になったりする?
色々と謎が多しですねX…
所在地表示はオン・オフできる?
現時点で、所在地表示をユーザーが任意にオン・オフできるのかという点に関して、公式情報は確認できていません。 Xがこの機能をどこまでユーザー側にコントロールさせるのかは、今後のアップデート次第だと思われます。
もし任意切り替えが可能になる場合、プライバシーを重視したい人にも使いやすくなるでしょうし、逆に強制表示のままであれば透明性メリットは高いものの、プライバシー懸念を指摘する声が出る可能性もあります。
所在地表示はどこまで正確なのか
XがIPアドレス以外に何を利用して地域を判別しているかは公開されていません。 そのため、表示がどこまで正確なのかは断言できません。
特に以下のようなケースでは誤差が出る可能性があります(あくまで推測)
- モバイル回線で基地局の位置が異なる場合
- 企業ネットワークのゲートウェイが別の地域にある場合
- 海外CDNを経由したアクセス
このため「所在地=本人の居場所」と断定するのは危険です。 あくまで参考情報として受け取るのが良さそうです。
新機能でXは“より透明なSNS”へ?
所在地表示により、Xはより透明性の高いプラットフォームへ向かっているように見えます。 偽アカウント問題や、海外からの大量自動投稿など、長年にわたって議論されてきた課題に対して、ひとつの対策になる可能性があります。
もちろん、表示される地域がどこまで正確か、プライバシーは十分に守られるのかといった課題は残っていますが、SNSの信頼性を高めるうえでは大きな前進といえるでしょう。
今後、所在地の精度向上や、ユーザー側での表示コントロール機能などが追加されれば、より使いやすい仕組みになると期待できます。
まとめ:所在地表示でXの情報判断がしやすくなる時代へ
Xの「アカウントの所在地 表示機能」は、投稿者の地域を把握できることで、インプレゾンビ問題や謎アカウントの判別に役立つ注目の新機能です。
VPN使用時には「国や地域が正確ではない」と表示される場合があり、所在地の特定が難しいアカウントは従来よりもわかりやすく区別できます。
まだ不明点も多いものの、SNSの透明性向上に向けた重要な一歩と言えるでしょう。 Xは今後も新機能を積極的に実装していくと考えられ、今回の所在地表示機能も、さらに改善が進むことが期待されます。
引き続き、最新アップデートを追いつつ、使い勝手の変化を楽しんでいきたいところです。
アカウントの所在地について次々と情報が出てきているので今後も新しい動きが出てくることでしょう…
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