箱根駅伝2018のシード権を得た出場校まとめ、本戦で波乱が?
いよいよ迫ってきた箱根駅伝、今回はその2018年度の箱根駅伝にてシード権を得た出場校の注目ポイントと、この「シード権」について。当たり前にニュースで聞いていても実は「シード権」についてあまり詳しくわからないというのが事実、そしてシード権を獲得した出場校の”テレビで見る際に注目すべきポイント”をご紹介していきます。
※追記あり
箱根駅伝2018シード権獲得の出場校と注目ポイント
では、シード権を獲得しているチームを紹介します。つまり2017年の箱根駅伝の1位~10位校ですね。
1 青山学院大学
2 東洋大学
3 早稲田大学
4 順天堂大学
5 神奈川大学
6 中央学院大学
7 日本体育大学
8 法政大学
9 駒澤大学
10 東海大学
の10チームになります。
圧倒的な強さで3連覇している青山学院大学は不動の1位。
しかし、11月の全日本大学駅伝では青山学院大学を破った神奈川大学が今回台風の目となりそうです。小粒な選手が多いですがムラが見当たりませんので全体的に安定感を持った攻めが予想されます。逆に青山学院大学は4年生が抜けた後の補強がそれほどうまくはいきませんでした。青山学院大学の監督は理詰めで勝負をかけますが、今回理詰めに見合う選手が少ないのが不安要素です。
となると三連覇の地位が揺らぐドラマが今回発生するかもしれません。
・青山学院大学が4連覇できるか!?
・神奈川大学が青学の牙城を崩すか!?
また、2018の箱根駅伝シード権争いは非常に面白そうです。山梨学院大や中央大学も力をつけてきており、山梨学院大は留学生も豊富で久々のシード権奪還を目指せるに十分なチームに仕上がってきます。そのためシード校9位・10位あたりと、熱戦を繰り広げて、順位入れ替わりにも考えられます。シード権争いもテレビ中継されることが多いので、そのあたりについて注目して観るとまた違った面白さが見えてきます。
・シード権争いで9位10位の熾烈な争いもドラマチック!
などなど、今まで箱根駅伝の見どころを意識しないで観ていた人はこの辺に注目してみると駅伝の面白さが2倍にも3倍にも増しますよ!
青山学院大学がなんと4連覇の偉業を達成!!
一時は東洋大に勝利を奪われるかと思いましたが、そこから逆転劇を繰り広げ王者としての強さを見せてくれました!
↓こちらの記事で青学の4連覇に立ちはだかる障害について挙げてましたが、見事にそれを乗り越えました!
箱根駅伝のシード権の条件と概要
そもそも、「シード権」とは、前年の箱根駅伝で上位10位に入った大学がそのまま翌年の箱根駅伝に出場できる権利のことをいいます。
箱根駅伝はシード校10チームと予選会で本選出場を得た10チームと学連選抜の合計21チームで行います。しかし、学連選抜はオープン参加で順位などには反映されないので実際は20チームで本選を争うのです。
つまり箱根駅伝への出場は20席の席取りで、10席は箱根駅伝が終わった瞬間にもう来年の10席が埋まるわけですね(シード権)。そして残りの10席は10月に行われる予選会で上位10位に入った大学がそのまま出場できます。予選会の模様も毎年ニュースで大きく取り上げられます。
これを踏まえ、シード権の獲得がどれだけ重要なのか説明していきます。
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箱根駅伝シード権のメリットを簡単に説明
大学の重要な駅伝といえば出雲駅伝(10月)、全日本大学駅伝(11月)、箱根駅伝(1月)なのですが、この重要な駅伝シーズンのピーク始め、つまり10月に箱根駅伝の予選会があります。
近年は予選会のレベルもあがり相当準備・調整をしないと予選会を突破することが難しくなってきています。そのため予選会に向けては8月頃から調整に入ります。しかし、そもそもの年間スケジュールが過密日程であり、どこの大会も手を抜くことができませんから選手やチームの負担が大きくなります。そこで、シード権を獲得していれば目の前の大会に集中することができるのです。
・大会に向けるから4ヶ月前から練習!
・年間の大会スケジュールが多いから常に練習ハード!
⇒シード権があると予選会が免除となるので、選手は余裕を持った調整ができる!
そのためにシード権獲得は非常に重要なのです。
また、箱根駅伝は毎年全国放送され多くの視聴者が見守ります。視聴率は30%前後という多くの人が注目する中で上位を走り、そして結果がよければそこの大学は多くの人に認知されブランド力も増大するのです。
そうなると、陸上部の優秀な高校生はその大学への進学を希望するようになります。大学は”優秀な人材確保”が末永い繁栄に必要ですから新人獲得にも力を入れます。その時にシード権を取る名門陸上部や駅伝部は新人獲得に大変有利というのは言わずもがなですね。
さて、今回の箱根駅伝にはどのような勝負が繰り広げられるのか?楽しみなところです。
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