タイムズカーの情報漏えいについて、「自分の個人情報が漏えいしたと連絡が来た。もう使わないなら、タイムズカーを解約したほうがいいの?」と迷っている人もいるのではないでしょうか。
情報漏えいが発生すると、「アカウントを消してしまえば、漏れた情報も消えるのでは?」と考えてしまいがちです。
しかし、タイムズカーについては、退会したからといって、それまでに漏えいした可能性のある情報まで消えるとは限りません。
タイムズカーの公式FAQでは、退会後の個人情報について、約7年間保管した後に消去すると案内されています。これは法令上、取引記録の保管義務があるためです。
この記事では、タイムズカーの情報漏えい後に解約を検討している人に向けて、「解約すれば問題は解決するのか」「退会すると個人情報はどうなるのか」「解約より先に確認しておきたいこと」を整理します。
タイムズカーの情報漏洩で解約する前に知っておきたいこと
まず結論からいうと、タイムズカーの情報漏えい対策として「解約すれば漏えいした情報の問題が解決する」と考えるのは適切ではありません。
今回の不正アクセスでは、タイムズカー会員だけでなく、退会済みの人も対象になっていることが公式に発表されています。現在確認されている漏えいアカウント数は約660万件です。
つまり、今回の件では「現在も会員なのか」「すでに退会しているのか」だけで、漏えいの対象かどうかが決まるわけではありません。
また、タイムズカーは退会後の個人情報について約7年間保管すると案内しています。
そのため、情報漏えい後に解約をするかどうかは、「解約すれば漏えいした情報が消える」という考え方ではなく、「今後もタイムズカーを利用する必要があるか」という観点から判断するのがわかりやすいでしょう。
参考:タイムズカー「不正アクセスに関する調査結果および今後の対応について」
タイムズカーの情報漏洩で解約したほうがいい?結論を整理
「タイムズカーの漏洩で解約したほうがいい?」という疑問については、情報漏えいだけを理由に解約すれば問題が解決する、とまではいえません。
特に重要なのは、次のように考えることです。
| 状況 | 考え方 |
|---|---|
| 今後もタイムズカーを使う | 情報漏えい対策と利用継続を分けて考える |
| しばらく使う予定がない | 今後の利用予定を考えて退会するか判断する |
| 漏えいした情報を消したい | 退会だけで過去の情報がすぐ消えるとは考えない |
| すでに退会している | 今回の対象になっているか公式窓口で確認する |
| 不審なメールやSMSが来た | 解約よりもフィッシングなどへの警戒を優先する |
今回の情報漏えいを理由に、すべての人が解約する必要があるとする公式案内は確認できません。
逆に、「解約してはいけない」という意味でもありません。今後利用する予定がないのであれば、通常のサービス利用終了として退会を検討することはできます。
重要なのは、解約と情報漏えいへの対策を同じものとして考えないことです。
タイムズカーの漏洩で解約した場合も個人情報はすぐ消えない
今回のテーマで特に知っておきたいのが、タイムズカーを解約した場合でも、個人情報がすぐにすべて削除されるわけではないという点です。
タイムズカーの公式FAQでは、「退会後約7年間」個人情報を適切に保管し、その後に消去すると案内されています。理由として、法令上の取引記録の保管義務が挙げられています。
そのため、「情報漏えいしたから退会すれば、タイムズカーが持っている自分の情報がすぐに消える」という理解は正しくありません。
また、すでに第三者に取得された可能性のある情報についても、退会手続きによって第三者側から消えるわけではありません。
この点は、情報漏えい後に解約を検討するときに特に注意したいポイントです。
参考:タイムズカー公式FAQ「退会したら個人情報はどうなるのですか?」
情報漏洩したら解約すれば安全になる?知っておきたい注意点
「情報漏洩したら解約すれば安全になるの?」という疑問についても、解約だけで安全になるとはいえません。
今回のタイムズカーの件では、対象者によって氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許情報、本人確認書類情報、パスワード、連携サービスIDなどが漏えいしたことが確認されています。
一方で、クレジットカード情報については漏えいしていないことが確認されています。また、現時点では、漏えいした情報が不特定多数に公開された事実や、本件に起因する個人情報の不正利用も確認されていないとされています。
そのため、解約だけを行うよりも、漏えいした情報の種類を確認し、その情報に応じて今後の不審な連絡などに注意することが重要です。
解約しても第三者が取得した情報を消せるわけではない
情報漏えいでは、「サービス側に保存されている情報」と「すでに第三者に取得された可能性のある情報」を分けて考える必要があります。
サービスを退会すると、サービス側で今後利用するための会員状態は終了しますが、過去に第三者へ取得された可能性のある情報まで取り戻せるわけではありません。
そのため、解約は情報漏えいそのものをなかったことにする手段ではありません。
情報漏洩でアカウントを解約する前に確認したいこと
情報漏洩でアカウントを解約しようと考えている場合は、先にいくつか確認しておくとよいでしょう。
自分が漏えいの対象になっている情報を確認する
まず確認したいのは、「何の情報が漏えいしたのか」です。
タイムズカーでは、対象者によって漏えいした情報が異なります。公式発表では、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許情報、本人確認書類情報などが挙げられています。
タイムズカーから案内メールが届いている場合は、その内容を確認しておきましょう。
今後もタイムズカーを利用する予定があるか考える
「もう何年も使っていない」「今後も使う予定がない」という場合と、「普段からカーシェアを利用している」という場合では、退会についての考え方も変わります。
情報漏えいへの対策と、サービスを今後も利用するかどうかは、分けて考えたほうが整理しやすいでしょう。
不審なメールやSMSが届いていないか確認する
タイムズカーは、漏えいした可能性のある情報が、なりすましメールやフィッシングメールなどに悪用される可能性があるとして注意を呼びかけています。
そのため、退会するかどうかを考える前に、不審なメール、SMS、電話などが来ていないか確認しておくことも大切です。
タイムズカーの情報漏洩で解約するより先にやるべき対策
情報漏えいの対象になった場合、解約するかどうかとは別に、先にやっておきたいことがあります。
- タイムズカーからの案内を確認する
- 自分が漏えいした情報の種類を確認する
- 不審なメールやSMSのリンクを開かない
- 認証コードやパスワードを第三者に伝えない
- 他サービスで同じパスワードを使っている場合は見直す
- 身に覚えのない契約や申し込みがないか注意する
- 不安な場合はタイムズカーの公式窓口へ確認する
タイムズカーは、同社を装ったメール、SMS、電話などに注意し、身に覚えのない連絡に記載されたリンクや添付ファイルを開いたり、パスワード、認証コード、クレジットカード情報などを入力したりしないよう案内しています。
今回の件ではクレジットカード情報は漏えいしていないとされていますが、今後届く不審な連絡でカード情報などを求められた場合には注意が必要です。
参考:タイムズカー「不正アクセスに関する調査結果および今後の対応について(第3報)」
タイムズカーの情報漏洩後に解約する場合はどうすればいい?
今後タイムズカーを利用する予定がなく、通常のサービス終了として退会したい場合は、公式FAQに案内されている方法で手続きを行えます。
個人プラン・学生プランの場合は、マイページへログインし、「登録情報」からページ最下部の「退会申込」へ進む方法が案内されています。
ただし、ここで注意したいのは、「退会手続き」と「情報漏えいへの対応」は別の手続きだということです。
今回の情報漏えいについて自分が対象になっているか確認したい場合は、退会済みの人も含めて、タイムズカーが案内している専用の問い合わせ窓口を利用できます。
つまり、すでに退会した人でも「今回の漏えい対象だったのか」を確認できる仕組みが用意されています。
参考:タイムズカー公式FAQ「退会したい場合はどうすればよいですか?」
タイムズカーの情報漏洩後に退会済みでも確認できること
今回の件で意外と見落としやすいのが、「すでにタイムズカーを退会している人」です。
タイムズカーの公式発表では、漏えいしたアカウントの対象者に、現在の会員だけでなく退会済みの人も含まれることが明記されています。
さらに、公式サイトでは、退会済みの人が今回の情報漏えいの対象となっているか確認したい場合の専用問い合わせフォームも案内されています。
そのため、「もう退会したから今回の件は関係ない」と決めつけるのではなく、心配な場合は公式窓口で確認することができます。
タイムズカーの情報漏洩後に解約するか迷ったときの考え方
ここまでの内容を整理すると、タイムズカーの情報漏えい後に解約するかどうかは、次のように考えるとわかりやすくなります。
| 確認したいこと | 判断のポイント |
|---|---|
| 今後も利用する? | 利用予定があるなら、情報漏えい対策と退会を分けて考える |
| もう利用しない? | 通常のサービス終了として退会を検討できる |
| 退会すれば情報は消える? | すぐにすべて削除されるわけではない |
| 漏えいした情報も消える? | 退会によって第三者が取得した可能性のある情報まで消えるわけではない |
| 漏えい対象か知りたい? | 公式の案内や問い合わせ窓口で確認する |
特に重要なのは、「退会すれば安全になる」という単純な考え方をしないことです。
タイムズカーでは退会後も一定期間、個人情報が保管されることが公式に案内されています。そのため、情報漏えいへの対策として退会を考える場合は、この点を理解したうえで判断する必要があります。
タイムズカーの情報漏洩後の解約についてまとめ
タイムズカーの情報漏えい後、「解約したほうがいいの?」と迷った場合、情報漏えい対策だけを理由に解約すれば問題が解決するわけではないのが難しいところ…。
タイムズカーでは、退会済みの人も今回の情報漏えいの対象に含まれていることが公表されています。また、退会後の個人情報についても約7年間保管されると公式FAQで案内されています。
そのため、「情報漏洩したら解約」というよりも、「今後もサービスを利用するか」を基準に退会を考え、情報漏えいへの対策は別に行うと整理するとわかりやすいでしょう。
今回の対象者は、まずタイムズカーからの案内を確認し、自分のどの情報が漏えいしたのかを把握することが大切です!
そのうえで、不審なメールやSMSなどに注意し、必要に応じてパスワードの使い回しを見直すなどの対策を行いましょう。
なお、今後もタイムズカーを利用する予定がなくなった場合には、情報漏えい対策とは切り離して、通常のサービス退会として手続きを検討できます。
今回の件については今後も新しい情報が発表される可能性があるため、退会するかどうかを決める前に、タイムズカー公式サイトの最新情報をチェックしておくことがベターです!
公式情報:タイムズカー新着情報
退会後の個人情報について:タイムズカー公式FAQ「退会したら個人情報はどうなるのですか?」
退会方法について:タイムズカー公式FAQ「退会したい場合はどうすればよいですか?」
情報漏えいに関する公式発表:タイムズカー「不正アクセスに関する調査結果および今後の対応について」
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