七五三の食事会を自宅で行うケース!着物のままするの?しない家庭は?
七五三のお祝いで食事会を行わなかったり、自宅でするのは祖父母に失礼なのではないかと心配な人もいるようです。七五三の食事会について、常識的にはどう考えられているのかについてまとめました。食事会で着物を汚さないための対策もご紹介します。
目次
七五三の食事会をしないのは非常識?
そもそも、七五三のお祝いでは食事会をしないといけないのでしょうか?
七五三はお宮参りと同じで、本来は家族で行うプライベートな行事です。どう祝うかはその家庭の考えで決めていいもので、「これが正しい」というスタイルはありません。食事会も必ずしも行う必要はなく、しないからといって非常識にはなりません。
祖父母にお祝いに来てもらった場合には、食事会を行う人が多いようです。当日はお参りをしたり記念写真をとったりで、簡素に行っても半日はかかります。朝からだと自然に食事の時間にかかってしまいますので、それなら皆で食事をと考える人が多いようです。また、お祝い金をいただいたお礼として、食事会を開いて祖父母をご招待する家庭もあります。
祖父母に来てもらった場合は食事会をしないと失礼になる?
祖父母に来てもらったり、お祝い金をいただいた場合でも、必ずしも食事会を開かなければいけないわけではありません。お祝い金や来てくれたことのお礼は、後日にお礼状や七五三の記念写真を送ったり、内祝いの品をお返ししたりすることでもできます。
食事会に対する祖父母の考え方は色々です。孫とゆっくり食事を楽しみたいと思う祖父母もいるでしょうし、家が遠い場合には早く帰りたいと思う人もいます。食事会をする、しないで祖父母ともめたくないようであれば、相手の都合や希望を事前によく聞いておくことが大切です。祖父母の意見も聞いたうえで判断をして、どちらの場合でも事前に連絡してあげましょう。
食事会を自宅で行うのはダメ?自宅でする場合のメリットとデメリット
七五三の食事会では、お店を予約してする場合と自宅で行う場合の2通りがあります。七五三の場合は子供が参加しますので自宅で行う家庭も多く、自宅だからといってお客さんに対して失礼ということはありません。
七五三は子供が主役ですし、他にも小さな兄弟がいる場合は自宅でする方がメリットが多いです。お店ですと子供が騒いだりしないか気を使いますし、赤ちゃんがいる場合には授乳やおむつ替えの場所に困るケースもあります。
食事を自宅で行う場合のデメリットは、家の掃除に気を使うことと料理や飲み物の手配や片付けに手がかかることでしょう。集まる人数が多い場合にはスペースの問題もあります。
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着物のままで食事会をする場合の汚れ対策と処置
着物のまま食事会を行う場合には、汚れがつかないようにタオルなどで着物をカバーしてあげましょう。
着物の汚れ予防
1、タオルは2枚用意し、胸元と膝にかけて洗濯ばさみでとめます。膝はバスタオルを使うとウエストから膝先まで広範囲にカバーできます。
2、袖は食べ物に触らないように、両袖の長く下がっている部分を後ろでひとまとめにし、洗濯ばさみで止めておくといいでしょう。また、子供が汚れた手で着物を触らないように注意してください。
着物に汚れを着けてしまったら
食べ物や飲み物をこぼした場合には、きれいなタオルで押さえるかつまむようにして汚れを取り、こすって広げないように気をつけましょう。自前のものは早めに染み抜きに出し、レンタルの場合には汚したことを申告します。無申告はNGですよ!
七五三の食事会についてのまとめ
七五三は食事会をしなくても非常識ということはありません。祖父母が来る場合は行う人が多いですが、なくても失礼にはあたりません。
祖父母とのもめ事を避けるには相手の都合や希望を聞いてよく考え、食事会の有る無しを事前に連絡しておきます。
食事会の会場はお店でも自宅でもどちらでもかまいませんが、子供が多い場合は自宅の方が気兼ねがなくておすすめです。
着物のまま食事会をするなら、タオルや洗濯ばさみを使って着物を汚さないように気をつけましょう。
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