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箱根駅伝2018へと選別された注目の新入生達の分析所

箱根駅伝は1年生にも注目が集まります。高校生トップクラスの選手たちがそれぞれの大学に入部し、どこまで記録がベストタイムを超えてくるかもまた箱根駅伝の楽しみの1つです。しかし、なぜ箱根駅伝で新入生が注目されるのか、また注目の新入生についてご紹介をしていきます。

 

 

箱根駅伝で投入される新入生が辿った選別の目

 

箱根駅伝に1年生で出場する選手は高校生の時もトップクラスの選手であることが多いです。しかし、逆に高校で伸びしろがなく、タイムが向上しない場合もあります。したがって非常に厳しい世界に身を投じるわけですね。

 

 

大学生になるとロードレースの距離は長くなりハーフマラソンやフルマラソンなどにシフトチェンジしてきます。しかし高校生のうちは10kmがせいぜいでトラック競技に注目がいきます。スピード重視の800m、1500m、3000m障害(中距離、5000m、10000m(長距離)に分かれますが、10000mのレースは少なく、ほとんど5000mがメインになります。そのため、その先が未知数なのです。

 

また、トラック競技(陸上競技場の400mトラックを距離数走る)とアスファルトを走るロードレースがイコールにはならない場合があります。そう、ロードレースが苦手な選手がいるのです。そのため、記録もそうなのですが高校駅伝の内容も重要になってきます。トラックの高校チャンピオンがそのままロードレースのチャンピオンではないのです。

 

このような理由から大学は伸びそうかつロードレースが強い選手が欲しく、慎重に選手を選んで推薦しなければなりません。そして2018年も青山学院大学の圧勝を予想している方々が多いかもしれませんが、それほど盤石ではないと予想します。

 

1年生ランナーの育成がどこまで充実できているかで、箱根の山は変わってきます。登りが強い選手、下りが得意な選手、平坦な道が強い選手、アップダウンが激しい道なりに、それぞれ選手の特性を監督は見極める必要があるのです。

 

2年生以上は昨年走っているのである程度得手・不得手が理解できるので配置もある程度予測がつくのですが、1年生はメンバーに入れるか、どこの区間にするかをおそらく迷うでしょう。出たとこ勝負になってしまうかもしれない可能性があります。

監督の勝負師の勘を働かせて選手をどこの区に配置するかで、順位が大幅にかわる危険性があることを見極める必要があるのです。

 

いかがでしょうか。このような観点で箱根駅伝を見てみると、また違った一面が見えてくるのではないでしょうか。

 

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箱根駅伝2018注目の新入生の活躍予想

 

それでは、2018年箱根駅伝で期待されるであろう注目選手と5000mの記録を紹介したいと思います。

 

●青山学院大学

13:50.67 吉田圭太(世羅高校)
13:59.14 神林勇太(九州学院) 

青学は13分台の選手2名を獲得しました。特に吉田選手はランキング2位です。しかし、吉田選手も神林選手も駅伝ではいい成績をおさめていません。そこがネックになってくるでしょう。期待通りの走りができれば総合優勝は確実のものになるかもしれません。

 

●東洋大学

13:54.16 西山和弥(東農大二) 

13:54.25 大森龍之介(佐野日大)
14:06.38 飯島圭吾(山梨学院) 

東洋大学は13分台2名・14分前半を1名獲得しています。かなりの豊作でしょう。しかし、いかんせん総合力は劣ります。この3選手が期待通りに活躍し、今後の新入生の加入次第では大化けする可能性を秘めているので注目です。

 

●駒沢大学

13:59.03 加藤 淳(西脇工業)
14:04.79 吉村晃世(小林高校) 

14:17.41 小島海斗(市立船橋)

駒沢大学は13分台1名獲得しています。シード権争いが今の戦力では避けることができないので新入生に期待したいです。

 

●山梨学院大学

14:25.56 黒木みひろ(出雲工業)
14:29.46 志村仁夢(山梨学院) 

山梨学院大学は少し小粒な選手を獲得しています。成長に期待しているのかもしれません。この選手が化ければシード権獲得圏内に位置するので、是非ともシード権争いを繰り広げてほしいものです。

 

●神奈川大学

14:15.26 成瀬隆一郎(大牟田高) 

14:16.87 井手孝一(鳥栖工業) 

神奈川大学は5000mのタイム的にはさほど速い方ではありませんが、2人とも駅伝のレースでは健闘しています。走行距離が延びてもこのまま維持できた場合は非常に面白いです。正直優勝もできるのではないかと思っています。

 

 

以上簡単ですが注目選手を集めてみました。このように選手によって様々な特性を持っているので、そこを見抜き”適材適所”のように配置してチーム全体をコースに合わせた形態にしてレースへと投入するのです。上記の注目選手達は監督の采配によってどのような活躍の場を与えられるのでしょうか?気になるところです。

 

 

⇒箱根駅伝2018になんとアンパンマン号が乱入の一部始終

 

箱根駅伝2018年度の特集

 

 

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名:ぱきら

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